「ヨーロッパ薬膳」から「やまと薬膳」へ
オオニシ恭子と申します。
これまで欧州に暮らし、欧州で健康を取り戻す食の指導をしてきましたが、2011年の東日本大震災を機に日本に活動の拠点を移すことを決意し、2013年より日本の古都・奈良に移り住みました。
土地の食材を用いて土地に適応していくことは生きる基本ですから、欧州においては「ヨーロッパ薬膳」でしたが、日本においては「やまと薬膳」として日本の食の向上、健康に貢献すべく活動を展開してまいります。
震災後、日本は最も困難な環境下にあると世界は見守っております。やまと薬膳の活動が日本再生の一助となるよう、日本のみならず世界に向けても発信していく所存です。
ご指導、ご協力のほどよろしくお願い申しあげます。
オオニシ恭子 / Kyoko Onishi
20代後半、新時代を担う新進インテリアデザイナーとして嘱望されるが、1970年のオイルショックの頃あらためて資源について考えさせられるとともに、自身のひどい手荒れをきっかけに食養法に出会う。
桜沢リマ氏に師事。食は環境を摂取することであり、環境に適応して生きていくことが基本であることを認識。1981年渡欧。以来31年、東洋的食養法を基本としながらも欧州における素材と環境を取り入れた食養法を研究。個々の生活と体質を見ながら、その環境に適応する食事法「ヨーロッパ薬膳」を指導。ベルギー、オランダ、フランスで定期の料理講習を行うほか、活発に講演会、食のアドバイス、女性の健康セミナーなどを行う。2004年パリでNPO団体「J.O.Y.plus Paris」を立ち上げ、更なる食育活動に努める。
2013年1月より奈良・初瀬の地に移住し「やまと薬膳」の活動を開始する。
主な著書
- ヨーロッパ薬膳 すてきな自然の贈り物(神戸新聞総合出版センター)
- 滋養ポタージュで始める ヨーロッパ薬膳(講談社)
- 簡単! 生命のスープ ~1週間でからだの中から整える~(ビジネス社)
- 砂糖をやめて元気で医者いらず(主婦の友社)